ひたちなか中堅社員研修
強みプロ育成協会では、企業や行政、学校などの人材育成研修を行っています。
本日は、人材育成研修のご紹介といたしまして
7月から毎月1回、5回コースで行われていた、ひたちなか市での中堅社員研修についての記事を。
7月から始まった研修も、いよいよ11月に最終回を迎えました。
主に中小企業で働いている中堅社員の方々にご参加いただいてきました。
7月は 自分の強みを知り
8月は 相手の強みを知り
9月は 会社(仲間)の強みを知り
10月は 行動するための法則として、相手(会社)の思いと自分の思いの違いを知り
本日のテーマは「やるべき事を続ける方法」
チームやコミュニティで行動するための「原理原則」について話し合った後は
やるべき事を続けるために必要な「志」について、グループワーク。
7月から毎回顔を合わせるうちに、参加者同士も少しずつチームになってきました。
最後の最後のワーク中の出来事です。
中堅社員の枠外で特別に参加していたとある経営者。
何でも知っていて頼りになるサラリーマンを卒業した大先輩です。
イマドキの若者に伝えたいことがたくさんあったのでしょうね。
ワークでは大先輩の独演会で終わってしまいそうでした。
若者たちの話す機会を作るためにファシリテートしていた笹井。
その大先輩から売られた喧嘩を最後の最後で「バッチコイ」と買ってしまいました(⇦あ~やっちまった!)
大先輩と笹井のやり取りが続く中、グループのメンバーが
「笹井さんは、このグループがやりやすいように入ってくれてるんですから」
堪りかねて大先輩に向けて自分の思いを伝えました。
その一言が発端となって、メンバーが次々に自分の言葉で思いを伝えはじめました。
「僕ら、この研修に出た事で変わったんスよ!」
実は大先輩がこの研修に参加したのは2度目。
続けて参加しているメンバーの変化には気づくことができません。
笹井に詰め寄る大先輩に対して、
”今そのことを言わなくては!”という思いが彼らを突き動かしました。
チーム一丸となって笹井を守ろうとしたのです。
研修中盤までは、
見て見ぬふりをする。
どうせ研修でしょ?しかも他人だし。
自分に火の粉がかかるのは面倒。
そんな思いが先立って他人との関わりを抑制していたメンバーの
大きな変化と熱さを実感しました。
心の中で悶々としたものを抱えているのに、自分の意見を表に出していなかった方は、感情を滲ませながら意見を話すようになり
斜に構えた雰囲気を醸し出していた方は、本来持ってる優しい雰囲気が表に出てきたり
いつも他人事みたいに聞いていて自分の話をしない方が、饒舌に仕事の不満を話したり
朴訥として取っつきにくかった男性が、とても良い表情で語り
上昇志向な自分の事ばかり見ていた方が、回を重ねるごとに雰囲気が柔らかくなり
自信が無くて、ワークでも言葉が出せなくて俯き加減だった方は、研修の課題を会社で実践した事を、頬を赤らめながらも発表してくれるようになり
月に1回のペースではありながら、受け止めて頂いた参加者の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。
このご縁が、この先も繋がっていきますように。
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